女性にとっては絶対きれいにしておきたい「すね」。
すね毛は何としても避けたいですよし、特に夏は足首が出る長さのパンツやスカート、それに靴下を履かずに素足でサンダルなど…大概のファッションで、すねの部分が見えてしまいます。
すね毛はカミソリで剃ると濃くなるイメージですが、本当のところはどうなのでしょうか?
毛の断面は?
カミソリで剃ると、毛の断面が見える状態になります。
それが「毛が濃くなった!」と言われる主な原因!
毛は伸びてくると先端が細くなっていきますが、剃ったばかりの毛というのは断面の形そのままに伸びていくため、一種の錯覚のような現象で毛が太くなって見えるのです。
また、毛の断面が斜めになるように剃ってしまうと、余計に断面の面積が広くなるので注意したいですね。
剃り方によっては毛が濃くなることも!
断面によって、毛が濃くなったように見えるだけなら大丈夫。
ですが、間違った剃り方をしていると、本当に濃くなってしまうこともあるので気を付けたいですね。
間違った剃り方とは、肌や毛にダメージを与える剃り方のこと…。
肌や毛に負担がかかると、毛は自衛本能によって太くなることがあるのです。
ムダ毛は「ムダ」じゃなかった?
そもそもムダ毛って、なんのために生えているのでしょう。
ムダ毛と呼ばれるものには様々な役割があるのをご存知でしょうか?
- 紫外線から肌を守る
- 肌を外気に直接触れさせないことで体温調節
- 体内に溜まった毒素をムダ毛を通して外に排出する
また、ムダ毛を撫でると「触った」という感覚が伝わりますよね。
猫のヒゲと同じで、ムダ毛には触覚の役割もあるのです。
これらのムダ毛の本当の役割である「私たちの身体を守る」というものにより、肌や毛に過度の刺激を与えてしまうと、自衛本能によって太くなることがあるのです。
まとめ
すね毛を剃ったら濃くなるというのは、毛の断面が見えるため。
ですが、肌や毛に負担のかかるような剃り方をしていると、自衛反応で毛が濃くなってしまうことがあります。
カミソリは特に肌を傷つけやすいので、十分に気を付けながら、最小限の処理に留めたいですね。